レジャー業界について

エンタメ業界との融合も進む

レジャー業界はエンタメ業界との接点も多く、明確なボーダーラインはなくなってきた状況にあります。
双方とも余暇を楽しむ施設・サービスを提供する点で共通項を持ち、一括して扱われることもあるものです。

これらの業界においては顧客をもてなすホスピタリティを重んじて、全ての世代をターゲットとするサービスに力を入れています。
エンタメ業界以外でもさまざまな産業との連携によるシナジ―効果や国家が後押しするIRの発展などで将来の成長が期待されてきました。
ここでは典型的なレジャー産業について、現状や動向、将来性を概観してみましょう。

典型的なレジャー産業の例と市場規模

典型的な例は遊園地や動物園、水族館等のレジャー施設で、遊園地のいくつかは大規模化してテーマパークと呼ばれています。
具体的には、TDL(ディズニーランド)とUSJ(ユニバーサルスタジオジャパン)が全国的に有名で、来客者数もトップクラスです。
他に長崎のハウステンボスや、山梨の富士急ハイランドなど全国各地に存在します。

レジャー業界の市場規模は約2兆3000億円、就業者数は41,000人と言われます。
仕事内容は施設の性質によって大きく異なっており、同じ施設であっても複数の職種が存在するため、画一的には言えませんが、本質はサービス業でありホスピタリティが重視される点は共通していると言えるでしょう。
また、客と接するシーンのみならず、多くのスタッフと連携をとって施設全体のホスピタリティを高める努力も求められます。

レジャー業界の市場動向

個別のレジャー施設では、TDLとUSJを中心に、市場全体の規模をけん引しています。
USJは平成27年に入場者数が1390万人に到達し、TDLを超えて世界でも4位にランクインしました。

これらの2大テーマパークは、年間1300万人を超える訪日観光客数の増加も背景に、入園料の値上げを行なうなど強気の戦術に出ています。
ただしこの2社を除けば、ソフト・ハードの両面で、訪日観光客への対応が収益増につながっている施設は少ないのが現状で、これからの課題となっています。

リピート客数の増加がポイントの業界の将来

多くのレジャー施設において広報の努力もあり、全国的な知名度も上がり来園者が増加したことが、近年の市場規模拡大に貢献してきました。
ただし、国内の人口減少社会突入や少子高齢化の進行を考えると、レジャー施設の在り方が従来とは違う段階に入らなければいけないことを示しています。

具体的な方向性としては、レジャー施設の楽しみ方が、繰り返し訪れても楽しめることが重要になってきているのです。
また、訪日客の取り込みも重要点で、従来通りの運営では成り立ちにくくなっています。
最重要課題はなんと言ってもリピート率で、常に顧客にとって魅力的な新しいイベントなどのアイデアを出せる、スタッフの能力アップが求められます。

投稿者: SLjap7uK